2009年12月20日

海外就職をうたった悪質商法について

海外就職の人気とともに悪質な就職商法が増えてきているので気をつけましょう。就職を海外ですることばかりに気を取られていると、痛い目に合うかもしれません。

海外就職をうたった悪質商法のひとつに、海外就職に応募したはずなのに、ホームステイや旅行の勧誘メールばかりが届くような、面接商法と呼ばれる悪質な就職商法があります。海外企業の就職面接を利用した、面接に来たはずが、語学スクールの勧誘をされてしまったなどの悪徳商法も存在しています。面接時に不穏な空気を感じたら、すぐにその場を去ることも考えなくてはならないでしょう。しつこく勧誘してくるようならば、専門機関に相談することをお勧めします。

さらに注意したいのが、試用商法といわれる悪質な商法です。なんらかの理由を付けて正式雇用を、試用期間だからと正規の給与より安い賃金で労働させた後に拒絶するという商法です。企業側から解雇することも、確かに試用期間中は可能なのですが、違法なのはまったく正規雇用の意志が無いまま労働者を使い捨てのように扱うということです。

また違う悪徳商法に、査証商法というものがあるようです。雇用主である企業が、海外就職における就労査証の取得費用は負うことになっています。ですが悪質な業者が、求職者側に通常よりもさらに高い金額を提示し、支払いを迫ってくるということがあるようです。悪質商法についても、海外就職を考えている場合には情報収集しておくことが重要なのではないでしょうか。



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Posted by しまんちゅ at 11:23 │海外での就職